2018.1.22

カブリエル

カブリエル

2014年に発足し、活動に参加させて頂いているIntegrated Dance Company 響-Kyoによるダブルビル公演が3月にあります。自分はいま最もノリに乗っている新進気鋭の日本人振付家・平原慎太郎さんの作品「カブリエル」に出演させていただきます。
ダブルビルのもうひと作品はTHOMAS NOONE氏による「Only a sudden flurry of gestures 突然に溢れる身振りだけで─」です。
お時間ありましたら是非!コチラまでご連絡下さい。

Integrated Dance Company 響-kyo 第5回公演
カブリエル

IDC 5th

カブリエル

「カブリエル=被り得る」。
オサムシの一種はカタツムリを捕食する時にその殻の中に侵入し中の肉を食す。
その最中、カタツムリと認識しているものは既に侵入したオサムシにより、カタツムリではなくなるのだが、
しかし、殻を見るだけでは依然カタツムリのまま。内容と外観の違いは想像力で補完する他ない。
殻がある故の内と外の隔たり、真実と見てくれの差、冠を被り名乗る限り外と内がカタカナで表記される訳だが、果たしてアイデンティティというのはどちらに宿るのか。
「カブリエル≒ガブリエル」。キリスト教など西洋宗教において登場する天使の名前、その名を被り天使の本質を食し得る人格とは。
その姿を見る事とは。今あるものとは所詮見えてるだけに過ぎない

振付・構成・演出

平原慎太郎

出演

石和田尚子

泉 葉子

鈴木隆司

西村大樹

三橋俊平

吉澤慎吾

Only a sudden flurry of gestures 突然に溢れる身振りだけで─

この作品は言語の探索である。
どのようにして抽象的な仕草が意味を獲得し、どのように観客が見ている動きを頭の中で言語化し、この動きと理解の関係性をコントロールしたり繋いだりしているかのメカニズムを探求する。
また、言語というものがいかに個人的なものでありつつコミュニティのものであるか、
個人主義が一体化したグループの中に存在し得るかという探求でもある。
そして、さまざまな動きからどのように全体が共有し得る動きの質感が生まれてくるかの模索でもある。

振付・構成・演出

THOMAS NOONE

出演

天方真帆

小佐野智美

樋浦 瞳

日程

2018.3.3(土)-4(日)

会場

吉祥寺シアター
http://www.musashino-culture.or.jp/k_theatre/

東京都武蔵野市吉祥寺本町1-33-22
JR中央線・京王井の頭線「吉祥寺」駅北口より徒歩5分

料金

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